マリオットホテルは、ナイル川に浮かぶゲジラ島に威厳を放ちながら優雅に艶然とほほえんでいます。１８６９年、当時のエジプト王イスマイールがスエズ運河の完成を記念して建てた迎賓館が現在のホテルの前身です。イスマイール王は、フランスのナポレオン３世の王妃ウジーニに深く惹かれていたので、彼女を喜ばせるために彼女の宿泊する部屋は彼女の住むパリの部屋と同じようにしつらえるように命じました。現在のメンフィス、ヴェルディ、テーベと名づけられた各ボールルームがそれです。元迎賓館は現在、パラス(宮殿)と呼ばれ、この部分をはさんで、１９８２年に完成したザマレックタワー、ゲジラタワーには各２０階まで、また中央のスイミングプール前のガーデンコーナーには各３階までの客室があり、ホテルの客室合計は１２５０室にのぼります。また、１２のレストラン、カフェ、バーが、バラエティに富んだ内容を提供してくれます。