ドバイ自治省は、近日中に ジュメイラ モスク地区と、ハムリヤ コルニーシュ地区の拡張、改造工事に着手することを発表しました。

ドバイ郊外、トルコブルーに輝くアラビア湾、白い砂浜が広がるジュメイラ ビーチに歩いて行ける閑静な住宅街を抱えるジュメイラ地区に堂々と建つ ジュメイラ モスク。

ここにはイラク国民救済募金も行っていた文化交流促進の為の機関、シェイク モハメッドビン ラシード センターが於かれています。そのため、毎日、大勢の人たちがここを訪れるのを受けて、ドバイ自治省は昨年5月から、周辺にナツメヤシの植樹と、芝生を増やし、緑地化を進めています。今回、市民がよりくつろぎやすい場所となるように、ドバイ首長国 現首長、シェイク マクトゥーム の要請により様々に色にライトアップする、モスクの形をした大きな噴水が設置される予定です。
この工事は間もなく開始されます。

そしてもう一つのプロジェクトは、先週のドバイインフォメーションでお知らせした「お魚博物館」が完成予定の生鮮食料市場、ハイアット リージェンシー ホテルを抱えるハムリヤ コルニーシュ地区の美観改造計画。このアラビア湾からクリークに入る海の玄関口、総面積1500‡uの地域にかけて、今月から工事が行われます。まず海岸沿いにベンチを並べ、現代的な造りのカフェテリアを設置。道路沿いには街路樹として、ナツメヤシが植えられ、その道路を挟んで内陸側には日差しよけスポットと、ベンチ、野外ステージ、公衆トイレが建てられ、その地域全体を芝生で覆う予定。

また、クリーク側のアルラース地区には、海に向かって緩やかに傾斜した坂の上、海上6.5mの高所に、海に突き出た展望広場が造られる。完成すれば、両側をナツメヤシと、季節の花々で飾られたらせん状の遊歩道を通って、広場からアラビア湾を一望したり、休息のひとときを過ごしたり・・・。と、新たな市民の憩の場となるでしょう。

夜間は、世界各国からドバイの港へやって来る船乗りたちに最大の歓迎の意を表すため、ナツメヤシの木々がライトアップされる。この展望広場を含む工事は、6月に開始され予算410万ディルハム(日本円 約 1億4000万円)をかけ、今年末に完成する予定です。