ドバイ国際空港、新トンネル道路工事開始

ドバイ自治省は 3月31日、ドバイ国際空港近くのラシディヤ道路上に、中東で最長、最大のトンネル建設工事にとりかかったことを発表しました。

4月1日付けのガルフニュースによると、このトンネルは現在、建設中のドバイ国際空港拡張工事(エミレーツ航空専用第3ターミナルを含む)に伴い、予算6億8600万ディルハム(約222億円)をかけて、空港敷地内外に敷設する予定の新道路上に建設される。

また他にも、7つの小規模のトンネルが、現在工事中の第3ターミナル近くに造られる予定でこれによって空港周辺道路から直接、第3ターミナルへの道路が結ばれ、アクセスが簡単になります。

ハブ空港として、年々空港利用者数が増加し続けるドバイ国際空港。
2000年は1300万人の人達がこの空港を利用し、17年後の2020年には、4200万人になるとみられています。

話をトンネルに戻しましょう。片側4車線になるこの新トンネル道路の完成によって、空港拡大で生じると考えられる市内から、空港に至る交通渋滞に対処し、空港周辺の交通を円滑に進める狙いがあります。
中東最長、最大級のトンネルは完成すると、全長約1.5kmになる予定です。