人口 |
約1,935万人 (2003年)
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面積 |
555,000ku (日本の1.5倍)
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宗教 |
イスラム教
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気候 |
イエメンの気候はアラブ内では珍しくバラエティーに富んでいる。首都のサナア、タイズ、マナハ、サーダ、アムランは山岳地方になるため、標高が高く緑も多い。最高気温は30度ぐらいまでしか上がらないが、冬の夜間は0度近くまで下がることもある。雨期は3から4月と7から8月。中でも8月の降水量が多い。紅海とアラビア海沿岸の地方は、1年を通じて高温多湿。冬の最低で20度前後、最高が32から33度。夏ともなると最低でも30度を上回ることがしばしばで、酷暑期は50度を越える。肌を守るために長袖は必携。最後が国土の東半分を占める砂漠地帯。降雨量は極めて少なく、常に乾燥している。砂漠特有の気候で、昼と夜の寒暖の差は激しい。
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都市 |
月 |
1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
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9
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10
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11
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12
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サナーア
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平均気温(℃)
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14.6
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15.7 |
18.2 |
17.0
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20.1
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22.7
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22.9
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22.7
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21.3
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18.0
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14.7
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13.0
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平均湿度(%) |
50.7
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49.4 |
46.0 |
69.0
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49.2 |
36.7 |
40.2 |
41.5
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28.9 |
38.5 |
37.8 |
38.9 |
降水量(o)
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0.0
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1.0 |
12.4 |
77.8 |
20.4 |
1.0 |
0.5 |
22.4 |
0.3 |
1.1 |
0.0 |
0.0 |
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服装 |
服装 男女ともに肌の露出度の多い服装、たとえばノースリーブ、タンクトップやショートパンツはやめよう。気候的にも長袖、長ズボンで肌を守るのが最適。さらに女性の場合は、スラックスでも体の線がはっきり出るようなものではなく、ゆったりしたズボンや長いスカートを着用したい。ズボンの場合、上着やシャツを上に出してヒップを隠せばさらに完璧となる。さらに昼と夜の寒暖の差が激しい地域もあるので、上着は必ず用意しよう。
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高度障害 |
サナーアは標高2300メートルにあり、低気圧で酸素が希薄になるため、 高度障害がおきる場合があります。症状としては頭痛、めまい、食欲不振、嘔吐などです。このような症状がでたら運動は避け、休養をとること。
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入国に関して |
一ヶ月有効な観光ビザと商用ビザがあり、いずれも日本のイエメン大使館で取得できる。パスポートの残存期間は3ヶ月以上必要で、イスラエルの入国記録があると入国できない。
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時差 |
日本との時差はマイナス6時間。
サマータイムはない
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電圧 |
220V、周波数50HZ
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通貨レート |
通貨単位はイエメン・リヤル(YEMEN RIYAL)とフィルス(FILS)。
YR1=100フィルス=0.57円(2004年3月)
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通信事情 |
電話は国内、海外ともよく通じる。カード式電話はあまり普及していない。日本までの通話料は1分間YR250前後。
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チップ |
特にその習慣はないが、ホテルやレストランでよいサービスをうけたら 払ってもかまわない。トイレチップは不要。
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習慣 |
イエメンはイスラム諸国のなかでも敬虔なイスラム教徒が多い。飲酒や豚肉を食することは固く禁じられている。ラマダン期間中は太陽が出ている間は人前での飲酒や喫煙は控えること。
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休日 |
1月1日 |
元旦 |
2月21日頃* |
イスラム暦新年 |
5月1日頃* |
預言者ムハンマドの誕生祭 |
5月1日 |
メーデー |
5月22日 |
ビクトリーデー |
9月12日頃* |
預言者昇天祭 |
9月26日 |
共和革命記念日 |
10月14日 |
革命記念日 |
11月14日頃* |
ラマダン明けの祭り |
11月30日 |
独立記念日 |
(*は移動祝祭日) |
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言語 |
アラビア語(公用語)、英語。
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食べ物 |
一般に食事は質素だ。トマトソース味の煮込みや豆の煮込み。鶏や羊肉。卵料理などをよく食べる。基本スタイルはこれらの中から1、2品とスープにパンというもの。このほかピラフのようなご飯も食べられる。海岸地方では魚類が豊富で、マグロなどの魚料理が食べられる。少し高くなるが、ケバブなどのアラブ料理、レバノン、韓国、中国料理のレストランもある。ただし西洋料理は大都市の高級ホテルでしか食べられない。通常400から500YRだが、英語のメニューを置いているような観光客向けのレストランだと1500YRほど。
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飲料水 |
ミネラルウォターを飲用。水道水は飲用に適さない。
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写真撮影 |
軍事施設、空港、公共施設は撮影禁止。また男性であっても写真を撮るときは了解を得てください。女性の場合は撮影はほとんど不可能です。
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治安状況 |
兵士またはベドウィンが安全のため、ツアーの護衛につくことがありますが通常問題はありません。女性の一人歩きはイスラム教徒である現地の人にとっては奇異なことですので、外出時には男性を伴うほうがよいでしょう。
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緊急連絡先 |
日本大使館 Embassy of Japan
Hadda Area, North of Hadda Water Distillation Factory, Sana'a, Republic of Yemen.
(P.O. Box 817)
Tel: (967-1) 423700
Fax: (967-1) 417850, 417860
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